【クリッパーの音楽機材 / ソフト・レビュー】Tone2 / ELECTRA2

2018/10/12
 
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【クリッパーの音楽機材 / ソフト・レビュー】
Tone2 / ELECTRA2

 

個人的にソフトシンセだとNative InstrumentsMassiveが最高だと思ってますが、さすがにMassiveも2006年に発売されたシンセですので古いと感じる部分もあります。

 

そんなわけでここ何年かは新しいソフトシンセを導入して使ってみたりしてます。 

 

シンセ大国ドイツからSteinbergやImageline、BMW(カーナビ)などにも技術提供するデベロッパー、Tone2 ELECTRA 2です。

 

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2011年にELECTRAXがリリースされて2014年に今回のELECTRA2にバージョンアップしたソフトウェア・シンセサイザーです。

 

Tone2のユーザーってまわりのクリエーターでいないし、日本語のネットでの情報もあまりないからよくわからなかったんですがずっと気になってはいました。

 

ネットで調べて出てくる著名ユーザーも国内だと小室哲哉さんくらい。

 

ELECTRA2は基本的に3オシレーターのシンセ×4の最大合計12オシレーターのマルチレイヤー・シンセサイザーです。

 

4つのシンセを同時に鳴らすことも出来るし、別々のフレーズをプログラムして指1本でループを演奏することも可能です。

 

・ELECTRA2 特徴

 

・ヴァーチャル・アナログ

・FM

・サンプル・プレイバック(サンプルのインポートとループに対応)

・ウェーブテーブル

・リシンセシス機能(WAV波形のロードに対応)

・Ultrasaw(ボイスごとに最大18のデチューン・オシレーター)

・フラクタル(新しいシンセシス・メソッド)

・フィジカル・モデリング

・フェーズ・ディストーション

・ウェーブシェイピング

 

かなりのシンセシスをカバーしていてTone2のシンセの中で一番とっつきやすくて守備範囲が広いのかなと思います。

 

・トップ画面

 

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「EDIT」をクリックするとこの画面のみに省略出来ます。

 

・OSC(オシレーター)

 

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シンセサイザーの音作りの核となるオシレーターは46種類のオシレーターから選んで音作りすることが出来ます

 

Wavetable

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Ultra Saw

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Noise / Fractal

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これらの波形に加えて

・サンプルインポート(ループ作成可能)

・波形をロードしてリシンセシス

をオシレーターとして使用する事が出来ますので無限大です。

オシレーターシンク、やFM、パルスウィズモジュレーションなど多彩な機能があります。すでにオシレーターだけでもおなかいっぱいですね^^;

 

・Filter(フィルター)

 

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フィルターもシリアル / パラレルの設定可能で種類もてんこ盛りです。

歪み系のドライブも充実してます。かなり広い音作りが可能ですね。

 

・ARP(アルペジエーター)

 

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アルペジエーターはちょっとわかりにくいかなぁ。。。

 

スペースの都合上こうなるのかもしれないけど。

 

別画面でもいいからもうちょっとわかりやすくして欲しいですね。

 

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上段のパラメーターは大体こんな感じです。アルペジーターの種類やシンクの設定など。

 

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下段が音の長さと度数の設定。

「R」「L」「E」「S」は「L」がレガートとかなんとなく察しがつくけどなんかよくわからないです。

「¥」がグライドダウンで「/」がグライドアップかな??

 

・Envelope(エンヴェロープ)

 

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基本的なADSR式なので特に問題ないです。

AUX1 / 2は↓マトリクスにてパラメーター割り当てが可能です。

 

・マトリクス & LFO

 

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マトリクスは各モジュレーション10個まで設定可能です。

 

LFOはSTEPもあります。このへんの機能は特に問題ないですね。

 

・セッティング

 

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グライド機能や発音などの各種設定です。レイヤーは決まった範囲みたいですね。

 

各シンセをユニゾンさせたい場合は「COPY」の「Maltilayar Edit」を選択すると全てのシンセのエディットが出来ます。

「INT」を選択するとパッチのリセットや基本的なシンセのシンプルなパッチの選択が出来ます。

音作りしたい人はここから選ぶのもいいかも知れません。

 

・INTパッチ一覧

 

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・エフェクト

 

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エフェクトはシンセ別のINSERTプログラム・パッチ全体に掛けるMASTERがあります。

( INSERT / MASTERともに内容は同じ )

 

・プリセットブラウザー

 

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プリセット選択は別画面です。ジャンル分けされてるので選びやすいですね^^

 

ArpMultilayer (75)
ArpRhythm (63)
ArpSeqBass (31)
ArpSinglelayer (70)
Atmo (78)
Bass (77)
Brass (28)
Chip (24)
DroidWobble (37)
Drum (28)
Drumline (50)
Effect (45)
Keys (77)
Lead (78)
Organ (29)
Pad (76)
Percussive (36)
Semireal (55)
SynthModern (77)
SynthVintage (38)
Trancegate (34)
Vocal (76)
Vocoder (50)

 

・気に入ってる点

 

・多彩な音源とフィルターを搭載しているし、サンプルもインポート出来るので音作りの幅がとても広い。

・シンセ毎に一つの画面で完結出来るので視覚的にわかりやすい。

 

・惜しい点

 

・日本語マニュアルがない。(シンセの知識がある方なら大体わかるけど初心者の方はキツいと思います。)

アルペジエーターがちょっとわかりにくい。もうちょっと直感的に使えるものだったら良かった。

・プリセットのショートループの音源がストリングスとかブラスとかもっとあればよかった。

 

・クリッパー的評価(★5点満点)

 

サウンド   ★★★★

操作性    ★★★

視認性    ★★★★

負荷     ★★★

拡張性    ★★★★

お買い得度  ★★★

 

・クリッパーの個人的使用用途(▲5段階)

 

リード                 ▲▲▲▲▲

ベース     ▲▲▲▲▲

パッド     ▲▲▲▲

ポリシンセ   ▲▲▲▲

リズム     ▲▲▲

SE       ▲▲ 

 

・おススメジャンル

 

EDM

トランス

テクノ

ポップス

アンビエント

 

・まとめ

 

個人的な感想だと音の質感はちょっとキツめというか現代っぽい感じかな。

 

プリセットは基本トランスやEDM系が多い気がします。他の音も入ってますがオールジャンル網羅していますし、リズムパターンやアルペジエーター / シーケンス系も充実しているのでけっこうイマジネーション膨らむ感じがしますね♪

 

シンセとしては特に珍しいわけじゃないけど他のシンセとの違いはスプリット(鍵盤で鳴らす音を分ける)やレイヤーが自由に組めることですかね。ありそうでなかったこの感じ。使用範囲はかなり広いですね。

 

サンプルインポートも可能なので低メモリの波形をループさせた昔のシンセの音なんかも入ってて思わずニヤリとしてしまいますね。

 

最近のギガクラスのサンプル音源もいいですが、こういた小ループで再現する昔のデジタルシンセみたいな楽器音も魅力的ですね。

 

初心者の方がプリセットで遊びながらおぼえるもよし、中~上級者の方もがっつりシンセサイズ出来るソフトだと思います♪

 

拡張音源もけっこう販売されてて本家サイトからダウンロードで買えるみたいなのでそのうち試してみたいと思います。

 

このシンセに限らず最近のソフトシンセの傾向ですがプリセットが完成され過ぎてる感があるのでイニシャライズして一から音作りしてみようと思います。

 

Massiveもそうやって覚えたの思い出しました。

 

 

・メーカーサイト

 

sonicwire.com

本家サイト(英語)

https://www.tone2.com/html/electra2%20overview.html

 

 


 

 

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